お知らせ
当院のコロナ対策について 令和2年12月
花粉症の時期になりました
今年の花粉は例年より多く、私も花粉症のため毎年この時期は苦労しています。さらに今年はコロナの問題もありクシャミや鼻水をしていると勘違いされそうで困りますね。またコロナが付着しているかもしれない手で鼻や目の粘膜を触ることはコロナの感染リスクになります。そこで今回は花粉症について簡単に記載します。
花粉症の薬は症状全体を抑える内服薬、鼻の症状を抑える点鼻薬、目の症状を抑える点眼薬があります。自分の症状に合わせてこれらを組み合わせて使用します。
薬の選択は耳鼻科の先生に譲りますが大事なことは花粉症の薬は内服、点眼、点鼻の全てに共通して使用してスグに効く訳ではなく、1-2週間キチンと使用して初めて効果が出てくることを知っておくことです。一回使って効かないから諦めないでください、もちろん眠気などの副作用があれば無理な使用は控えてください。また中断すると効果が下がるので花粉が飛ばなくなるまで継続しましょう。
市販の点鼻薬で血管収縮剤が入ってるものは確かに良く効きますが、連用すると粘膜が腫れ使わないと鼻づまりが解消されなくなります。これを薬剤性鼻炎といいますが最終的には手術が必要になりますので連用はしないでください
たまにクシャミのしすぎで肋骨が痛くなったり腰痛になり受診する方が見えますが、その場合は花粉症自体を治さないと腰痛なども治りにくいのでしっかり治しましょう。
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